HSBC手数料 購入&配当&再配当(scrip divident)
みなさんこんにちは。投資部会長のロキです。
投資をする人にとって、いや。生きていく上でFee(手数料)は避けられないものですよね。おそらく、Feeを得る側になったら、勝ち組なのでしょうが、消費者であるいじょう、Feeとの戦いなのだと思います。
今回HSBCの各種手数料について実体験をもとにお届けします。
1.購入時
2.配当金受け取り時(cash divident)
3.再配当時(scrip divident)
4.その他
5.手数料の考え方
1.購入時
HSBCからの株式購入には、一定の手数料30HKD(約420円)がかかります。最小購入単位が各銘柄によって決まっていますが、いくら購入しても1買いあたり30HKDです。
さらに購入する銘柄ごと、金額によって手数料が追加されます。写真をご覧下さい。
これは、HSBCでHSBCを買った時のものです。上の段ですと、
1株57.9HKD
400株購入して23160HKD
手数料が加わって、23265.79HKD
差額が手数料なので、105.79HKDとなります。
日本円ですと約1481円となります。
下の段のほうが、購入時の1株値段が高いため、その分手数料もほんの少し高くなっています。
これに、最初に説明した30HKDが加わるので、こうなります。
105.79HKD+30HKD=135.70HKD
1HKD=14円計算で1901円となります。
これを高いと見ると、安いと見るかは、購入金額によりますね。1回で20.30万と購入すれば、割安になっています。
2.配当金受け取り時(cash divident)
配当金の受け取りには、一律30HKDかかります。つまり、
1HKD=14円計算で420円となります。
写真をご覧下さい。
HSBCの配当金になります。
青線部分を見ると、1株あたり0.78329HKDとなっています。
これを400株分で、313.31HKDとなります。(小数第3位切り捨て)
オレンジ枠を見ると、実際は283.31HKDとなり、手数料の30HKDが引かれています。
3.再配当時(新株配当=scrip divident)
scrip dividentという聞きなれない言葉がありますが、これは、配当を金でもらうのではなく、株式でもらうということを意味しています。
cash divident=配当金
scrip divident=配当株
残念ながら、配当を株でもらっても手数料がかかってきます。
金額は一律30HKDです。(420円)
写真をご覧下さい。
赤線部 スマートーンテレコム という会社です。
1株の配当金が0.21HKD。
500株分で105HKD
その時の株価が、青線部の6.632HKD
配当金の105HKD÷6.632HKDで15株となります。(小数部切り捨て)
つまり、配当金105HKDの代わりに、15株分、新株を配当するということになります。
これにより、配当を利益とせず、税金対策になります。
また、複利投資をすることができます。
これによって、購入時の手数料を節約することができますよね。
4.その他
株式を保有しているということで、月々25HKD取られます。(約350円)
5.手数料の考え方
私の考えとして、手数料は投資の敵!だと思っています。
利益を上げるだけでも大変なことなのに、利益が出たら税金が取られ、取引や保有しているだけで手数料が取られます。
なんとかして、これを減らしたいと思っていますし、行動しています。
しかし
この考え方が間違っているとは思いませんが、投資部部長のタクさんの考え方を聞いて、少し見方が変わりました。
タクさんは、FXの自動売買専門ですが、2つの業者で取引しています。
1つ目は、手数料無料
2つ目は、手数料あり
これだけ見たら、1つ目ですよね。
しかし。1つ目は、相手の都合で以前取引を切られたことがあったそうです。FXは含み損を抱えている状態で打ち切られると、自動的に損が確定します。これは、今後上がると思って、逆張りしているスタイルの人や、塩漬けになっても持ち続けたい人にとっては大打撃です。
2つ目は、手数料ありですが、そのようなことがなく、安定して利益を出しているそうです。
ここで言えることは、手数料を取ることでwin-winの関係が築けているということです。
お客から手数料を取る業者は、そのお客が満足し、ずっとずっと手数料を払い続けるという構図を崩したくありませんよね。
客側としては、利益を安定的に出し、安心して運用できることが大切ですよね。
ずっと、手数料はタダの方がいいに決まっていると思っていました。
しかし、このことをタクさんからお聞きし、考え方が変わりました。
手数料を払ってでも、自分の資産を増やすことができれば御の字ということに。。
まだまだ勉強ですね。
今回はHSBCの手数料についてお届けしました。長々とすいません。
では、また。