Potoclub-invest 資産形成期

HSBCで香港米国の株運用!ベトナムにも飛び込み30代にして半経済的自由を手にしたいブログ

HSBC香港 口座開設 体験談で解説します!

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みなさんこんにちは。投資部会長のロキです。

 

HSBC香港の魅力に気付き、口座を開設したい!と思う方は増えているのではないでしょうか。

この記事では、私の体験談を踏まえながら、初心者の方でも口座を開く方法をお伝えしたいと思います。私自身は非常に苦労しましたが、みなさんがそうならないようにじっくりお話していきます。

 

 

 

 

 

1.HSBC開設時に必要なもちもの

①パスポート

②銀行の残高証明書(英文) or 国際免許証

マイナンバーカード

 

①は本人確認ですね。

②は残高を見たいのではなく、その人の住所を見る書類になります。注意が必要なのは、英文で書かれているということと、発行から3ヶ月以内であることです。

マイナンバーカードは納税番号の代わりに必要となります。

 

 

 

 

2.必要な知識・能力

①香港市場についての知識

②購入したい株、投資信託についての知識

③簡単な受け答えができる英語力

 

①は何時に市場がオープンするのか、注文方法はなにがあるかなどです。

②は例えば、アップルの株を買いたい、債券を扱う投資信託が欲しいなどです。

③これは、他のサイトにも書いてありますが、どの程度かを説明するのは難しいのであとで体験談にて紹介します。

 

 

 

3.下調べスタート

私は2018年の年末にHSBC香港のことを知りました。それまで、中国の銀行で金融商品を買おうとしていましたが、日本人では制限があることがわかったり、お金を持ち込むリスクが高いと感じたりしたため、諦めていました。

そんな最中、HSBC香港に魅力を感じ、下調べを開始しました。

 

HSBCは世界的にも大きい銀行で、銀行口座を作ることで、世界中にある資産を閲覧できたり、送金が簡単にできたり、さらには、投資商品を銀行から直接購入できたりとワクワクする内容ばかりでした。

 

私は、投資ができること。外貨を所有できること。日本からでも引き出しができること。の3点を主のメリットとして感じています。

 

 

 

4.口座開設に向けての調査開始

HSBC香港は、インターネットで検索すると多くの情報が出てきます。すると、口座開設ツアーがあったり、個人でトライする人がいたりといろいろです。

 

また、HSBCはどこかの国にHSBCプレミアという口座を持つと、どの国でも簡単に口座開設ができるという書き込みがありました。

私は、中国に住んでいるので、ラッキーなことに、近所にHSBC中国がありました

なら、まず、そこで口座を開設しようと決めました。

 

 

 

 

5.もちもの、知識、能力の準備

マイナンバーカード、パスポートはありました。しかし、銀行の残高証明書(英文)がありません。ということで、日本の実家近くの地銀に問い合わせ、英文の残高証明書を発行し、実家に送ってもらうことに。それを母親に頼んで中国まで郵送してもらいました。

 

次は、知識です。このときは、実は必要ありませんでしたのでまた、あとで。

 

次は、能力です。年末にHSBCを知ってから、英語の勉強だ!と思い、銀行の残高証明書が手元に届くまでの2ヶ月間(調査、依頼、実家から中国まで)でHSBCの英語のサイトを翻訳することに決めました。

わからない単語を調べ、エクセルに記録、また調べ、記録・・・・。おそれく英語でそこそこ点が取れた人は必要ないのでしょうけど。私は、高校で赤点を取っていたほどなので。。。

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専門的な単語と、簡単な会話がなんとなーくできるかな!となりました。

 

 

 

 

6.いざ、HSBC中国へ

窓口へいき、来行の理由をつげます。

「I want to open a bank account today.」

すると、別室へ通されました。

そして、「口座開設の目的は?」と聞かれたので、

「My purpose of opening account, I want to open time deposit.」

つまり、定期預金のため。と答えました。

ここでは、投資はしないので、当たり障りのない定期預金を選択しました。

 

ここから、年収や、職業、結婚の有無など問われました。

もちものも、3つのもので十分だったようで、サクサク進みます。

 

最後に、録画されながら、口座開設の最終確認をパソコンで行いました。(おそらく、リスクや手数料などの問題があとで起きた時の証拠として撮られます。)

 

行員が質問し、それにパソコン画面入力で答えていきます。ここでは、専門用語を知っていれば、なんとか対応できました。

 

そして、そして、HSBC中国の開設が完了!!!感動でした。

 

 

 

 

7.HSBC中国からの~~HSBC香港!!

もちものに続いて、HSBC中国のプレミア口座も所有できました。これで鬼に金棒!ということで、年末から半年経った2019年の夏にいざ香港へ!!

 

今度は、銀行の残高証明書を日本のものから、HSBC中国のものに変更して行きました。

 

中国上海から飛行機で2時間ほどで到着。

訪ねた支店は、次のところです。

チムサァチョイ オーシャンセンター支店(Ocean Centre Branch)

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ショップやグルメのが楽しめるショッピングゾーン「オーシャンセンター」内の支店です。少し小ぶりな店舗なので混雑時はけっこうな待ち時間になることがありますが、日本人へのサービスに定評あり、多くの方が訪れている支店の一つ。

所在地:Shop 361-5, Level 3, Ocean Centre, Harbour City, Tsim Sha Tsui, Kowloon
電話:(852) 2233 3000
ファックス:(852) 3418 8715
営業時間: 月~木 09:00-16:30 / 金 09:00-17:00 / 土 09:00-13:00
休業日: 日曜および公休日

 

店内に入り、番号札を取り、1,2組み待ちます。ドキドキ。。

すると、自分の番号が呼ばれ、席に着きました。

 

そして、前回と同じように、目的を聞かれたので、「口座を開きたい。」「投資をしたい。」と伝えました。

 

すると。マイナンバーOK!パスポートOK!

残高証明書・・・・。NG!

なんでーーー!?

どうも、これは正式なものではない!というのです。

食い下がります。

じゃあ、この日本のは!!

「これは、3ヶ月の期限を過ぎています。」

じゃあ、じゃあ、HSBC中国に問合わせてよ!!

HSBC中国は他のHSBCとシステムが違うので無理です。」

撤退。しました。

なんと、HSBC中国の残高証明書は印刷されただけのものなので、正式ではないというのです。さらに、プレミア会員だろうが、住所の証明がないとダメ。さらに、中国と世界のHSBCではシステムが違い、問い合わせられない。。。

なんだそれ!!!!!

 

 

キレぎみで、店をあとにし、次の支店で再チャレンジです。

チムサァチョイ支店(Tsim Sha Tsui Branch)

ネイザンロードに面しており、こちらも地下鉄駅すぐでわかりやすいです。若干中国大陸客率が多いように感じます。

所在地:Basement to 1/F, 82-84 Nathan Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon
電話:(852) 2233 3000
ファックス:(852) 3418 8833
営業時間: 月~木 09:00-16:30 / 金 09:00-17:00 / 土 09:00-13:00
休業日: 日曜および公休日

 

 次は、広々した店内で、ドキドキを落ち着かせて待ちます。

番号が呼ばれ、目的を告げ、もちものを見せていきます。

 

ドキドキ。

 

この残高証明書は。。。。。

 

 

ダメですね。

 

 

チーン。。

 

 

食い下がります。色々な書類で自分の住所を証明しようと出します。

 

入金する意思を見せるため、多額の現金を見せます。

 

わざわざ中国からやってきたと伝えます。

 

 

だめーーーー。

 

 

もう泣きそうです。

しかし、力を振り絞り、他の支店を目指そうとしましたが、営業時間が来ています。

今回の渡航では、無理だと判断し、帰りの飛行機があるマカオへ移動し、旅は終わりました。

 

 

 

 

8.ベトナム口座開設の旅

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香港のことで落ち込んでいるところ、先輩から、ベトナムで口座を開設してみないか!?というお誘いが。ノリノリです。即決して、行くことになりました。

 

その旅行は、乗り継ぎ便だったので、上海ー香港ーベトナムという経路で往復します。

 

それを聞いた先輩が、帰りの香港ーベトナムを無断キャンセルして、口座開設に行ったら??とアドバイスを!

 

意気消沈していた僕ですが、その言葉に押されて、決意!!

 

再び、新しい残高証明書を日本からとより寄せます。しかし、間に合いません。どうしようと考えていると、その先輩が、

「僕、ちょうど日本に帰ってるから、僕の家に郵送して、それをベトナムで落ち合ったときに渡すよ」

と、神様のようなことをおっしゃってくれました。

 

 

 

9.いざベトナム

ベトナムへ着くと、先輩から残高証明書をもらいました。

 

ベトナムでは、観光ほぼ0で2日間かけて、銀行口座と証券口座を開設!

うまくいきました。

 

そこからの帰り、ベトナムを朝の5時に出発。香港に時差含めて8時頃到着。

空港で乗り継ぎを放棄し、街中へ!

 

 

 

 

 

 

10.いざ香港へ!

もう失敗は許されません。

まず、空港から市内へ移動し、九龍駅へ。

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そこから、前回行った支店へ行く途中HSBCプレミア会員のみの支店がありました。

そこで目的を伝えると、好感触!!

「明日なら対応します」。。。。

いません。

 

 

ということで、1件目ボツ。

 

 

気を取り直して、

チムサァチョイ オーシャンセンター支店(Ocean Centre Branch)

へ、いきました。

目的を告げ、準備万端の資料を見せます。

 

OK!

 

資料はオーケーということで、質問を受けます。

 

「投資先は?」「市場の仕組みは?」「どこの国や会社の商品を考えていますか?」

 

容赦なく、英語で質問され、そして、作ることしか考えてなかった私には答えられないことばかり。。。

 

しぶしぶ、行員が

「あなたは、香港での投資に経験値がなさすぎる。」

 

 

ちーん。

 

 

必死の受け答え、準備物も水の泡。。

 

 

もう、身も心もボロボロです。。

しかし、前回の支店がまだあります。

 

 

 

 

 

11.最終決戦!!

歩いて10分15分なので、その間に、香港市場について調べます。これが、2で書いた知識です。

「香港市場の開始時間」

「香港市場の注文の仕方」

「購入したい株について、投資信託について」

私は、この3点に絞って暗記しました。

 

そして、ついに到着。

チムサァチョイ支店(Tsim Sha Tsui Branch)

もう、ここがダメなら。撤退の気持ちでした。

 

最初に目的を伝えます。

次に、もちものを見せます。

次に、HSBC中国のカードも見せます。

最後に、簡単な質問をされ、丸暗記知識を披露します。

 

 

・・・・。

 

 

 

・・・・。

 

 

 

OK!手続きに入るから、待ってて!!!

 

 

 

 

うぉぉぉーーー!やったーーーー!神様ーーーー!

 

と叫びたい気持ちを抑え、その後の手続きに入っていきます。

もうここからは幸せの待ち時間、幸せの受け答え、幸せの書類記入です。

 

手続きが終わり、USDを入金し、店外へ

 

 

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 これから、このカードと共に、投資を始め、この苦労を糧にがんばろう!!って気持ちになりました。

 

 

 

 

12.最後に

長々と解説までの物語をお話してきました。

思い立ってから解説まで6ヶ月。

その間に下調べ、勉強、書類準備、飛行機での渡航2回。

非常に苦労は多かったですが、HSBC香港の使いやすさに今は感謝しています。

みなさんが、今後同じ思いを持った時に、私のように苦労して欲しくない!という願いで書きました。参考にならないかもしれませんが、何かの足しになればと思います。

 

では、また。