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リバランスの方法 資産の安全な増やし方

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みなさんこんにちは。投資部会長のロキです。

 

前回の記事で、「リバランス」について取り上げました。投資をしていくと、どうしても資産のバランスが崩れてきます。そのバランスを整えてあげることが「リバランス」です。

 

では、リバランスはどのように実施していけば良いのでしょうか?特段難しいことはありません。今回は、簡単に紹介していきます。

 

 

1 現金の追加投入

とてもシンプルです。増えていない投資先に現金を注ぎ込めば良いわけです。

 

例えば、株式50% 債券50%にバランスを保ちたい条件だったとします。半年かけて、株式が順調に高値を更新したために、バランスが株式70% 債券30%になったら、債券を追加購入します。

 

これは、株式の銘柄でも言えることです。セクター別に投資をしている方には、上昇セクターがあるかと思います。その逆に下降セクターもあると思うので、バランスが崩れた場合、下落してしまったセクターの銘柄を購入していくと良いですね。

 

 

 

 

2 利確

次は、追加ではなく、利確して、持ち株式数や持ち債券数を減らす方法です。

例えば、世の中が不景気になり、債券の価格が上昇。利回りが下落してきます。すると、持ち株式の割合が下落し、持ち債券の割合が上がります。

債券価格の上昇によりバランスが崩れたことになるので、この場合、債券を売却し、利確してバランスをとります。

 

 

 

3 利確&追加投資

これは、1と2を合わせた方法です。

まず、バランスが多くなった分野の利確を行います。その時に出た利益を、バランス的に少ない分野へ再投資していきます。

この方法だと、大きい方を小さく、小さい方を大きくするため、それぞれの変動数は少なくて済みます。

 

A: 50%    B: 50% にしたいが。

A: 150万円  B: 50万円 になった。

ので。。。

A: 50万円利確 B: 50万円再投資

A: 100万円  B: 100万円

 

このようにするわけですね!

 

 

 

4 リバランスの注意点

ここまでの3点については、そんなに難しい話ではありません。バランスを保つというだけなので簡単です。

リバランスの注意点があります。それは、

 

 

「手数料・税金」「配当時期」

 

 

です。

 

 

4−1「手数料・税金」

これは言うまでもありません。リバランスによって、再投資や利確をするわけですから、手数料がかかります。分野が多かったり、セクターが多いといくつも行う必要が出てくるため、バカになりません。

税金も。。。利確金額が大きい場合、税金が必要となります。これも痛いです。

 

 

 

4−2「配当時期」

株式や債券は配当が含まれているものがあります。

これらの時期がいつなのか把握する必要があります。例年の推移を見て、配当後に利確できると良いかと思います。しかし、配当権利日直後は株価が下がるので、それも要注意!!

 

 

 

 

5 まとめ

私は、できる限り、1の現金の追加投資をとっていくのがベストだと思っています。なんせ、今は給料がありますから!

もう一つ理由があります。それは、「複利の力」ですね。投資額を変えない2、3の方法は複利が最大限発揮されません。せっかく増えたわけですから、そこはそのまま複利で運用したいところです。

 

 

このように、現金が他で手に入る場合は、複利の考え方、手数料や税金などの害を受けないためにも現金の追加投資が一番だと思っています。その上で、2〜4の方法をうまく使っていけたらと考えています。

 

 

世の中が混乱している時こそ、大胆に

世の中が沸き、資産が増えてきた時こそ、慎重に

 

 

そんな投資スタイルで行きたいです!!

 

では、また。