ベトナム債券 金利
みなさんこんにちは。投資部会長のロキです。
今回は、ベトナムで販売されている債券の金利についてお知らせします。
私自身、本当は国債が購入したいのですが、今のところその方法がなく、社債を購入しています。まぁ、株式を買うよりも低リスクではありますので、それで我慢しています。
国債よりはリスクがあるものの、金利の高さがベトナムの社債の強みです。
1 取扱証券会社
私が取引をしているのが、「VNDIRECT」という会社です。ここは、日本語対応の方がいらっしゃり、平日であれば、メールですぐに対応してくれます。私はいつもお世話になっています。その他、オンライントレードが充実していますので、口座開設で1度ベトナムを訪問すれば、その後は、オンライン+郵送書類などで行えます。
この証券会社では、社債を2種類扱っており、DーBOND、VーBONDというのがあります。
簡単にいうと、
DーBOND:証券会社が買い戻しを保証してくれる。
VーBOND:買い戻し保証はないが、金利が高め。
と言ったところです。
今回は、DーBONDの1つを紹介します。
2 IPA(I.P.A Investments Group Joint Stock Company)
金融と保険をメインとした企業です。
この会社が発行する債券は、VNDIRECTが事業を管理するための資本を生み出すためのもので、証券会社が自社のために発行していると言ってもいいですね。
ここが発行している債券は複数あり、
IPA012019,IPA202001などがありました。どれも利率は一緒なんですが、最低購入債券数がとてつもなく多かったり、それが少ないものはもう売り切れていたりとしていました。
ところが、今回久しぶりにチェックしてみたらIPA202004というのが出ていました。
このIPAはオンラインで購入が可能なので、狙っていました。
早速調べてみると、価格も高騰しておらず、販売もしています。
が、最低購入債券数が5000。。。。
1口が102,500VND=470円。
つまり、235万円必要なんです。。。
今回も諦めました。
3 気を取り戻して金利の発表
DーBONDは1年物を購入すると、以下のようになります。
クーポンレートは固定金利なので、必ず10.5%もらえますが、証券会社が儲けるために8.8%まで落としてきます。
では、8.8%で単純に考えればいいのでしょうか?
実は、そうはいきません。なぜかというと、購入価格は時価だからです。下で説明します。
実質の金利は現在で6.14%となります。時間が経ち、債券に人気が出てくると、価格上昇、金利低下を招くわけです。
もし、5000口債券を購入した場合、235万円購入することになりますので、1年後の利子受け取りは144,290円となりますね。十分素晴らしいでしょ!!
4 債券の凄さ
このDーBONDは企業に問題があった時に証券会社が払い戻しを約束してくれています。つまり、リスク0となるわけです。その分、手数料が大きいですよね!
VーBONDは払い戻しの約束はないですが、利率の調整が行われません。つまり、クーポンレート10.5%となっていれば、そのままそれが採用されるわけです。発行価格に近ければ近いほど、この利率を存分に享受できるわけです。
5 社債紹介
DーBOND(一律1年で8.8%)
IPA:金融、保険会社
BHW:水の生産が主な会社
BHB:電力に関する生産者及び販売代理店を経営
TMG:旅行が主となる会社
VーBOND(利率は会社ごと異なる)
HDG:不動産関連会社(9.9%)
DXG:建設・不動産開発会社(11%)
GEX:電気機器・電気通信(10.25%)
この中には、オンラインで購入できるものやできないもの、債券購入数が10000口にも及ぶものなどもあります。もしも、詳しく知りたい方がいらっしゃったらお気軽にお問い合わせ下さい。
何にしても、すごい金利を発揮してくれるのが、ベトナム債券の強みです。株より安全で金利が高いという夢の商品に私もお金を貯めて突撃します!!
では、また。