高利回り外貨定期預金【リスク】Lexxpayを用いたラオスUSD定期
みなさんこんにちは。投資部会長のロキです。
高利回り!
USDでの定期預金!!
安全資産としての外貨定期預金!!!
8%、10%などと高利回りを題名に、我々投資家を誘い込む記事がありますよね。
私も、先日、そんな記事に魅入られ、申し込む寸前までいきましたが、危険を察知することができました。
私が出会ったのは、ラオスにあるJDB銀行と提携したLexxpayというウォレットサービスです。
簡単に言うと、Lexxpayを使うことで、世界的にも金利の高いラオスに銀行口座ができる!と言う物です。
利点として
・日本にいながら口座ができる。
・7%などの利率でUSDを定期で預金できる。
・VISAカードを使い、世界中で買い物やキャッシングができる。
・ビットコインで送金できる。
などです。
しかし、調べていくとリスクが潜んでいることが分かりました。しかも、それについておおよそのブログでは触れていないと言う点が怖いところでした。
潜むリスク
①そもそも定期預金がまだ始まっていない
なんと、サービスはデカデカと宣伝しているのに、2020年10月現在、サービスを行っていません。手数料の800USDを払うことで、口座は作ることができます。しかし、定期預金をすることができないのです。
え?それが目玉じゃなかったの??
となりました。確かに、他の方のブログを見ても、通帳ができた!カードができた!と言う記事はありますが、定期預金を組みました!と言う記事は見つけてません。。。
7%!などと、表を載せていますが、それが今はできないんです!
私も、ブログに載せたましたが。。。。これにて訂正します!
②海外送金後定期が組めない
そして、私の認識では、口座さえ作れれば、JDB銀行に海外送金し、インターネットバンキングにて、定期預金が組めるものだと思っていました。
しかし、それもできません。
いずれできるようになるかも!!と言う話で、現在はできないのです。
え?そうなると、どうやって組むの??となりますよね。
なんと、その場合は、現地に行く必要があるそうです・・・・。ナンジャソリャ。。。
もう一つ方法があるのですが、③で説明します。
③今後、実装されると言う定期預金について
このサービスは以下のような流れで送金をする必要があります。
自分の銀行→ビットコイン取引所→Lexxpay→JDB銀行
まず、銀行から送金し、取引所にてビットコインに換金します。
次に、そのビットコインをLexxpayに送付します。
次に、そのビットコインをUSDに換金します。
最後に、JDBにて定期を組みます。(これが未実装)
手数料を見てみましょう。
円→ビットコイン(100万円で1100円)
ビットコイン→Lexxpayの送付(1Bit100万円なら400円)
ビットコインの受取(無料)
ビットコイン→USDの換金(3〜5%)
USD→JDB銀行の送金(無料)
注目は、USDへの換金です。3〜5%!!つまり、100万円分定期を組むために、4万円近く手数料が取られます!!
1000万円なら40万円!!
定期預金の年利が7%だとすると、半年分くらいは手数料で消えてなくなります。
いかがでしょう。。。
まとめます。
そもそも定期預金が始まっていない。
JDB銀行までの手順が多い。
開設手数料で800USD、送金金額の4%も手数料が取られる。
VISAカードで出金すると金額の2%の手数料が取られる。
VISAカード年会費が100USDかかる。
最後に
7%につられ、興味を持ちましたが、やはり甘くはありませんでした。
手数料地獄となっており、仲介業者ばかりが儲かるシステムでした。
そして、何より、日本にいながら定期預金が組めると思っていたのに、それが始まっていないという事実。これが何よりもショックです。
悪徳なんていうつもりはありません。
でも、もっと説明責任を果たすことは大切なのではと感じました。
このサービスは、紹介者を通さないと、申し込みができません。
つまり、ブログを書いている方々は、自分のブログを介して申し込みを促すことで1件につき50USD儲かります。
それが、この状況を作ったのでしょうね。
みなさんも、自己判断で投資をしましょう。
では、また。