カンボジア銀行最大手 アクレダ銀行(ACLEDA BANK) で高利回りUSD定期預金
みなさんこんにちは。投資部会長のロキです。
さてさて、カンボジアの銀行シリーズも最後となりました。最後にふさわしいのは、名実ともにカンボジア最大手のアクレダ銀行です。
アクレダ銀行とは
カンボジアにも証券市場があります。しかし、その規模は小さく、上場企業も数えるほどです。そのカンボジアの証券市場(通称CSX)に2020年5月25日に、アクレダ銀行が上場しました。記念すべきことですね。
過去に遡ると、1993年に設立され、2000年より専門銀行として再出発。その後2003年に本格的な商業銀行として始動しました。
2010年には、カンボジア最大手となりました。現在2020年6月末で、カンボジア国内に263店舗の支店を構えるメガバンクとなっています。
そんな、アクレダ銀行ですが、51%の株式を自身で所有しています。残りの49%が驚きなのです。
次いで、オリックス(12.25%)
同じく、COFIBRED(12.25%)カンボジアの開発会社
が3つの大株主となっています。つまり、日本の資本が入っており、経営の安心感につながっています。
というコンボが最強に思えます。
インターネットバンキング
カンボジアの他行と同じく、充実しており、海外送金などが可能です。
デビットカード
カード会社は世界の有名どころ3つから選ぶことができます。
・VISA
・master card
・JCB
どこを選んでも良いでしょう!!
キャッシュカードの種類
これは、2種類から選ぶことができ、次の表のような違いがあります。
VIPの良さは普通預金金利の良さになりますね!もしも定期預金を途中解約した場合、普通預金金利が採用されますので、2倍の0.5%は保険の意味でも良いでしょう。
しかし、デメリットの方が多いように感じます。
年会費の高さは無視できません。
利用限度額も高くていいな!となるかもしれませんが、日本の引き出し制限などを考えると、現実的ではありません。4,000USD≒40万円で十分と感じるのは自分だけでしょうか。
USD定期預金金利
表で確認しましょう。
さて、詳しく解説していきます。
今回は、3年以上のLong Term Deposit つまり長期定期預金を紹介します。
理由はズバリ金利の高さ!!5年(60ヶ月)の利率が6.50%!!!
さらに、この利率は年利なのですが、この利息を年間4回=3ヶ月毎の配当になります。
例えば(1ドル=100円の話)
100万円を5年預けます。
1年で65,000円(税引後55,900円 ※14%)
それを4で割って、13,975円
つまり、3ヶ月毎にお小遣いが約14,000円手にはいるわけです!!!!
いかがでしょう。5年という定期期間の長さをフォローする3ヶ月支払い!このコンボも最強だと思っています。流動性の向上と高金利、さらには、5年間年率変動に動じない!!!世界的に低金利への流れですから、5年間固定はすごいですよ!
口座開設の持ち物
・パスポート
・100USD(最低でも)
・カンボジアの電話番号(SIM)
・在留証明書
※最近では、口座開設にカンボジアのビザが必要になってきているようです。普通の観光なら3ヶ月VISAでいいと思いますが、口座開設にいくのでしたら、1年マルチVISAを取られることをオススメします。
シングル(3ヶ月 一度のみ使用可能)
1年マルチ(1年 何度でも使用可能)
理由としては2つ。
・ビザの期限が3ヶ月以上という取り決めをしている銀行が多い。
・申請で1回、受け取りで1回と複数回渡航する可能性があるため。
値段
シングル 30USD
マルチ1年 40USD
違いが1,000円程度なので、問題ないですよね!
最後に
これで4つの銀行(↓クリックで詳細↓)
アクレダ銀行
を紹介してきましたが、一番いいな〜と感じたのは
アクレダ銀行です。
理由としては、高金利+3ヶ月支払い。最大手+日本資本。この2点ですね。日本から資金を送って定期を組むわけですから、安定した銀行であることは最低条件だと思います。そして、高金利で資産を増やせるとしたら最強のツールではないでしょうか。
みなさんも、手間を惜しまず、世界に目を向け、投資の世界を広げていきましょう。
では、また。