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安全資産 今の時代何が安全と言えるのか? 米国・インド・中国

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2021/02/16

みなさんこんにちは。投資部会長のロキです。

 

安全資産と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

 

私は、国債を一番に思い浮かべます。また、国債を追い求めて最近は過ごしています。

 

なんで国債は安全なの?

 

と思われる方もいますよね。

そこら辺も含めて、何を買えば安全資産なのか考察していきます。

 

 

 

 

 

 

どうして国債は安全?

投資商品は、種類によってリスクとリターンが変わってきます。

高リスク&高リターン:FX、株式、先物など

 

中リスク&中リターン:不動産、優先株社債など

 

低リスク&低リターン:国債、適格社債など

 

商品によって、多少異なりますが、ざっとこんな感じ。

 

 

 

 

国債は、低リスクに分類されています。

 

国債は、国が発行する借金のこと。

 

つまり、国が崩壊しない限り、借金を返してくれます。

 

もちろん、借金をしていますので、それに対する利子を払ってくれます。

 

 

 

そのため、利息は少ないですが、リスクも少ないというわけです。

 

 

 

魅了がなさそう。

そんな低リターンな商品魅力がない!!

って思いますよね。

 

しかし、国債には、すごい仕組みがあります。

 

 

 

 

 

国債の仕組み

国債というのは、金利があります。

よく「米国10年債利回り」などと聞きますよね。

 

この金利は、日々変動しています。

 

2021年2月現在、アメリカの株価は連日高値を更新し、株高傾向です。

 

その中、米国債金利は、1.2%ほどです。

 

こういう時は、誰も国債に振り向きません。

 

 

つまり、株価は上昇。国債は下落となります。

 

 

 

 

では、不況が訪れたらどうでしょう。

 

株は、みんなが不安で売りまくり、暴落。

 

債券にみんなが目を向け、買いまくり、高騰。

 

 

 

 

これが、債券の仕組みです。(細かいことは省きますが)

 

つまり、株を保有している人が、債券も保有することで、自分の資産を守ってくれるわけです。

 

 

 

つまりつまり、

 

国債で儲ける!

 

ではなく、

 

国債に守ってもらう!

 

という考えなのです。

 

 

 

 

 

例えば、

株式:400万円

国債:600万円

合計:1000万円

だとします。

 

どちらも利回りがありますので、何もなければ、利回り分儲けます。

 

さぁ、不況が訪れました。

 

株式:200万円(50%下落)

国債:720万円(20%上昇)

合計:920万円

 

いかがですか?

50%も株式市場が下落したにも関わらず、資産はたったの80万円の下落です。

 

 

ここで、債券を利確し、株式を買い増したらどうでしょう。

その後、株が回復したら、回復スピードは以前より速くなります。

 

 

 

1つ疑問が残りますよね。

国債の価格が下落しちゃったら同じじゃないの??

 

 

 

大丈夫です。国債は価格が下落していても、元本で返済してくれるという必殺技があるんです。

 

 

 

例えば、1つ10000円で買った国債があるとしましょう。

 

株価が堅調で、債券が下落して、1つ9000円になったとしましょう。

 

その間に、利息はもちろんもらっています。

 

満期がきて、国債の返済を受けます。

 

すると、1つ10000円で戻ってきます。

 

 

つまり、利息分必ず儲かるのです。

 

 

 

 

 

まとめましょう。

・株が不調だと国債価格が上がり、値上がり益が狙える。

国債価格が下がっても、元本保証がある。

・利息分必ず儲かる。

 

 

 

 

 

 

さて、安全資産の国債については以上です。

次は、どこの国の国債を買えば良いかです。

 

 

 

 

アメリ

アメリカの国債は世界で最も有名と言えるでしょう。

国格付けも素晴らしく、安全資産筆頭といえます。

 

しかし、今は利回りの低下がひどいんです。

 

直接買い付ける方法や、ETFなどの方法がありますが、分配金の利回りは税抜き前で2%ぐらいが相場です。

 

ここから、税金が引かれます。

米国配当税の10%

日本の税金20.315%

 

すると、1.5%ほどまで減少します。

 

しかも、ETFで購入の場合、元本保証がありません。

この利回りで、値下がりリスクもあるのです。

 

うまみは少ないと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

インド

人口も多く、経済発展も著しいインドの国債です。

インドの国債は、利回りも高く、7、8%がザラです。

 

しかし、外国人には市場が開かれておらず、ETFなども株しかありません。

債券市場は参入障壁が高いのです。

 

では買えないのか?

 

買えます。

 

投資信託です。

 

 

 

 

日本の証券会社から、投資信託によって購入することができます。

 

利回りも税引前7%ほど

手数料を引いても5%などと素晴らしい!

 

 

しかし!こちらをご覧ください。

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インド国債 投資信託

コロナで株価が下がりまくってる最中のインド国債投資信託のチャートです。

 

全然、株価の下落を守ってくれていません。。。。

 

これでは、利回りが〇〇%!とか言ってられません。

 

国債の役割を果たしていないのですから。

 

 

 

 

 

ちなみに、アメリカ国債はこれです。

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アメリカ国債 投資信託

ちゃんと上昇してますよね!

 

この、株価との逆相関(株価下落なら国債上昇、株価上昇なら国債下落)が必要なんです。

しかし、利回りはやはり1.5%ほど。。。

 

 

 

インドは、ありかと思いましたが、、、、なしですね。

 

 

 

 

 

中国

中国の国債利回り3〜4%で良好。

しかも、株下落時には、ちゃんと逆相関でした。

またまた私は中国に銀行口座を持っているので、中国で買えばいのですが、、、。

 

中国は資金の持ち出しが難しいんです。

 

もし儲けたとしても、そのお金の流動性が悪いんです。

 

取り出し口のない貯金箱みたいな。。

 

 

 

 

 

長くなりましたが、こんな感じで安全資産について研究中です。

また、進展があったら報告したいな!と思っています。

 

 

では、また。