安全資産 国債〔アメリカ・中国・ベトナム(社債)・インド〕を買いたい
2021/02/21
みなさんこんにちは。投資部会長のロキです。
株式市場の2021年の年初は、一度調整があったものの、株高の流れは続いています。
ビットコインを含めた仮想通貨も上げの勢いが強いですね。
こんな時に、私の頭をよぎるのが、
「安全資産」です。
安全資産とは
「国債」です。
国債は国に対する借金を意味します。
国債を所有していると、国が利息を払ってくれます。
また、国債は、株式と反対の動きをします。
つまり、株式が下落した時、国債は上昇するため、
株に対しての「安全資産」と、言われます。
株による投資を続けていく上で、「国債の所有は必須」なのです。少なくとも、私はそう思っています。
では、どこの国の国債を購入していけば良いのでしょう。
国債選びのポイント
①利回り
②株との逆相関
③国の信用度
一つずつ確認して行きましょう。
①債券選び「利回り」編
債券の旨味は「利回り」です。
利回りとは、国債を購入した時にもらえる利息の割合を指します。
100万円購入 利息5万円 だと5%となります。
元本保証という特典付きにも関わらず、日本の定期預金をはるかに上回る利回りとなっています。
4カ国で比較してみましょう。
アメリカ・・1.3%
中国・・・・3〜4%
ベトナム・・10%前後
インド・・・7%前後
※中国は、種類がたくさんあり、その中でも利回りの高いもの。
※インドは、直接購入できないため、投資信託の利回り。
いかがでしょうか?とっても魅力的ですよね。
②債券選び「株と逆相関」編
利回りだけで選んではいけません。
安全資産であるかどうかは、元本保証+利回りだけではないのです。
株との逆相関を発揮してくれるかが重要です。
下の写真をご覧ください。
S&P500指数のコロナからの1年間の様子です。
一気に落ちて、その後1年かけて、V字回復をしています。
S&P500と似ていますよね。コロナで落ちて、1年かけて、半分持ち直しています。
コロナでグーン!と上げて、その後年後半に下落しています。
これが、まさに株との逆相関です!!!
もし、株が下落した時に、債券を売って、株を追加購入していたらどうでしょう。
コロナでは株が35%下落しましたので、そこから120%まで復活したと想定して試算してみましょう。
株1000万円→500万円
国債1000万円→1350万円
国債350万円利確→株へ投入。
株500+350=850万円
その後41%上昇
株850万円→1200万円
国債は、下落しても期限まで保有すれば、元本で帰ってくるので、
株式1200万円
国債1000万円
トータル2200万円となります。
これが国債の逆相関パワーです。
コロナ、リーマンのような金融危機が訪れた時に、株の損失を埋めてくれるのです。
※1つ問題があって、ETFや投資信託では、債券特有の償還時に元本保証がありません。それには注意が必要。
③債券選び「国の信用度」編
格付けで国の信用度を確認してみましょう。
日本を入れてみました。今や中国の信用度は日本と並んでいます。
アメリカはさすがですね!信用度大に位置します。
インドは、投資適格or不適格の境目であるBBBを少し下回る状態でした。
ベトナムは、インドよりも下。という結果に。
まとめ
「利回り」「株との逆相関」「信用度」についてお話ししてきました。
なかなか、3つ全てにおいて好条件!!というのは難しいですね。
・利回りが高くても信用度が低い!
・逆相関はちゃんとあるけど、利回りが低い!
などなど。。。
私の優先順位は、
1「利回り」
2「逆相関」
3「信用度」
です。
利回りはやはり重要。特にNISAを活用するなら利回りは最重要項目となります。
逆相関については、利回りを追い求めている時期(リスクを多くとって投資をしている)には、ある程度あれば良いと考えています。
信用度は、、、無視です。
多分国が潰れたりしないだろう!という楽観視をしています。
今回取り上げた国の強みは、
「人口の多さ」
です。
人口が多く、これらか発展する力を持っている国の債券に手を出していくという路線で頑張って行きたいです。
では、また。